生活

泥棒が侵入しにくい窓

家に泥棒が入ってくると思うと恐ろしく感じますが、その泥棒は一体どのような方法で、どこから入ってくるのでしょうか。あるデータでは、施錠をしていなかったときに入ったという場合が3割、窓ガラスを破って入ったという場合が6割だそうです。防犯意識が高まっている現代においても、窓からの侵入がほとんであると言われています。鍵をかけておくのはもちろんですが、泥棒に破られないよう窓にも工夫をしなくてはなりません。

まず注意することとして、窓の前に高い塀を作ることや、木を植えることは避けましょう。プライバシーの問題があるので、どうしても目隠しが欲しくなるという気持ちは分かります。しかし、外からの視線が気にならないということは、逆に言えば、死角になってしまう、つまり泥棒が入りやすくなる窓になってしまうのです。あるデータによると、「侵入するのに5分以上かかる窓の場合、泥棒の7割は諦める」そうです。

窓自体に何かしらの工夫をすることで、泥棒が侵入しにくそうと思わせることが可能です。基準が分からない場合には、CPマークがあるかどうかを確認してみましょう。このマークは、警視庁や国土交通省が「防犯性能の高い建物部品である」と認めたものにつけるマークです。「防犯」という言葉を意味している、Crime Prevention の頭文字を取ってCPとしています。さまざまな攻撃に対して、実際に5分以上防御できたかどうかを試験していますので、実際に使うときにも安心できるでしょう。

迷った場合には、このCPマークを指針にして窓選びを行うことがオススメです。とは言え安全な窓になったからと言って、今度は施錠を忘れるなどのミスをしないよう、防犯意識は常に高く持っておきましょう。