生活

自宅カフェの必要費用

自宅をカフェにリフォームしようと考えたとき、何よりのメリットは費用があまりかからないという点です。一般的にカフェを営業しようと考えたときに、テナントの賃料や敷金、礼金などの費用が発生しますが、自宅をリフォームする場合にはまず必要がありません。しかし内装をリフォームする費用、設備費、運転資金(コーヒー豆などの原材料の費用、広告費など)は必要になってきます。リフォームする費用については、内装工事をどこまで行うかによって変わってきます。坪単価で30万円、40万円ほどが相場にはなっているようです。さらに内装にこだわっていくと、当然ながら費用は高くなっていきます。設備費は、カフェの内容によって必要なものが違います。まずコーヒーを出すにはコーヒーマシン、コンロなどが必要になってきます。他にも、料理を提供するなら広めの調理スペースが要りますし、オーブンなどの特別な器具も必要になります。厨房設備は、シンク、手洗器、製氷機、コールドテーブル、瞬間湯沸かし器、ガスコンロ、電子レンジ、エスプレッソマシンなどが挙げられます。運転資金は、実際に営業をしていく上で必要となる費用です。家賃や光熱費、人件費、仕入れにかかる原材料費が該当します。まずは、見込める売上から運転資金を差し引いて、どれくらいの儲けが出るのかを計算しなくてはなりません。この部分がしっかりしていないと、実際に営業を始めてから赤字になってしまう事もあります。経営を行う際にはまず一覧にまとめて見て、不安があれば専門家に見てもらっても良いかもしれません。自宅をカフェにするとなると甘くなりがちですが、あくまで商売をすることを忘れずに、シビアな目線を持って考えていきましょう。