生活

思い描くリフォーム

我が家のキッチンのリフォームを考え始めてから、結構な月日が経過しました。

リフォーム業者さんの営業に負けず、正直にお断りする事で、自分の思い描くリフォームが見え始めてきた気がしています。

絵を描くのは得意ではないのですが、なんとなくイメージするリフォームキッチンの情景が見えてきました。

水道管や、電気工事を考えると、実現可能なキッチンであるかは不明ですが、まずは、イメージを伝えなくては、誰も何も、分かってくれはしないのだという事に、やっと気づく事ができました。

ある天気の良い週末でした、なんとなく今日でしたら、気になっていた、あの建築デザイン事務所の扉をたたけるような気がしたので、この勇気を無駄にしないようにと思い、描き上げたばかりの、リフォームキッチンのデザイン画と伴に、憧れの建築事務所へ訪ねてみる事にしました。

実際に、建築事務所の営業日や時間帯を調べて来なかったので、行きあたりばったりでしたが、幸運にもデザイン事務所の扉は開いていました。

開け放たれた扉の前には、立て看板が置いてあり、「住いの相談会。本日開催」とありました。「うわぁー」と心の声が、入口で漏れ聞こえてしまいそうでした。その看板をみたとたんに、足が竦みましたが、建物の中には、人の気配がします。近くで見ると、なんとも素敵な建物です。

一瞬で、「これだぁ」と思いました。なんとなく、自分の感覚に自信がもてたので、リフォームキッチンのデザイン画を手に、中に進むと、「ご予約ですか?」と、正に建築士らしき、おじさまに声を掛けられました。

「いえ、飛び込みです」と答えると、おじさまは、「飛び込みかい(笑)」と、私の唐突な返答に、思わず足をすくわれたように微笑んでいました。

「どうぞお掛け下さい」と席を勧められたので、椅子に座ると、さらにデザイン事務所の室内が見渡せました。私が、目を輝かせていると、「デザイン画ですか?」と、私の手元を気にしてくれたので、手渡すと「良いね、いいキッチンだね」といって下さいました。

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